2006年10月02日

オペラ  カルメン 

1年前に舞い降りた天使の羽。
早いもので、グランドオープンから1年が過ぎた。
今年は、2thアニバーサリーとして、オペラ「カルメン」の公演。
(G.ビゼー作曲 全四幕)当初、日本語版公演ということで、
どんなものかな?と思っていましたが、とあるラジオのリスナーの投書で、
日本語のオペラもよくあらすじがわかり、面白かったとの話を聞き、
公演にちょいとお出かけして来ました。

carmen0930.jpg

今回、特に楽しみにしていたのは、オペラはもちろん、
1年前に拝聴した坂野早苗さんのソプラニストの歌を聴くことでした。
通常のコンサートのソリスト達は、素敵なドレスやタキシードで登場ですが、
今回はカルメンの衣装に身を包んでおり、大変楽しみでした。

緞帳があがり、そこはスモークが焚かれたカルメンの世界。

(みどころ)
カルメンはひどい女かも知れません。ウブなホセを誘惑し、犯罪に手を染めさせ、
引きずり回して破滅させる。これで恨みを買わないわけはなく、結局 最後には殺さ
れてしまいます。
カルメンにさえ会わなければ、ホセは安定した老後を迎えられたのに、まことに運が悪い。
しかし、何も起きない退屈な人生と、短 くても情熱がほとばしる波瀾万丈の人生の
どちらが良いのか、あなたならどうします?

オペラの存在価値は、観客たちが安定した人生を送りながら、
オペラを鑑賞することで激情に感情移入でき、退屈せずに人生を送れる、という点にあります。
これこそ芸術鑑賞によるカタルシスです。ホセの切々たる愛の歌を聞いて、自分もそのように愛されたい、と夢見、愛情の真の姿、苦しみに共感するこ とができるのです。

世界一有名な前奏曲を初め、誰でもが「あ、これ知っている」曲のオン・パレー
ド。世界一ポピュラーなオペラです。〈恋は野の鳥 ハバネラ〉、〈ジプシーの歌〉、エスカミーリョの〈闘牛士の歌〉、ホセのアリア〈花の歌〉、ミカエラのアリア〈なにも恐れないわ〉、圧巻は終幕、カルメンとホセの二重唱〈あなたね!…おれだ!〉など、聞いたことある曲がいっぱいです。 

 あらすじ
 第一幕 1830年頃のスペイン・セビリアのタバコ工場の前広場

 衛兵たちがいる。そこへ田舎娘があらわれ、ホセは何処にと尋ね、まだ来ないよ
といわれて立去る。
それはホセの許嫁のミカエラであった。タバコ工場の休憩時間を告げる鐘が鳴り、女工たちが出てくる。
町の男たちも女工の一人カルメンを目当てにやってくる。そこへカルメンはおおみえを切ってあらわれる。
ホセに興味をそそられ、手にした花をホセに投げつけ、工場内に走り去る。そこへミカエラが来て、母からの手紙と金を渡す。母からだといって口づけをして去って行く。すると工場は大騒ぎになる。
カルメンとひとりの女工の喧嘩で傷つけたという。衛兵たちによりしずめられ、カルメンは捕えられる。
ホセはカルメンの護送と見張りをするが、カルメンはホセを誘惑し、逃してくれたらバスティアの酒場で待つという。
それに応じて一芝居を打ち、カルメンに突き飛された拍子に逃してしまう。

第一幕、タバコ工場の前 ホセ&ミカエラ二重唱は、素晴らしかったです。カルメンの艶っぽいジプシー女とは、対照的に、花籠を持って現れるミカエラという娘役の坂野早苗さんでした。


 第二幕 リーリャス・バスティアの酒場
 第1幕より約2ヶ月後で、その間ホセは営倉入りだった。カルメンの密輸団仲間
たちもいる。
ホセのいわば上司の龍騎兵隊長のスニーガも来ていて、ホセが釈放されたと告げる。そこへ闘牛士エスカミーリョがやって来る。カルメンはときめき、エスカミーリョもくどくが、間に合っているのでお生憎様とばかりカルメンは拒否する。一行が去るとホセがやって来る。
カルメンは色っぽいカスタネットの踊りで歓迎。脱走をすすめ、一味に加われと誘惑する。
スニーガ戻って来てホセに帰営しろと命令するが、ホセは拒み、二人は決闘することになる。
だが、密輸仲間たちにスニーガは押えられ、これでカルメンに魅せられたホセは仲間入りすることになってしまった。

第二幕 リーリャス・バスティアの酒場 闘牛士の歌 も 酒場の
ジプシーソングも本当にオペラの魅力を感じたワンシーンでした。


 第三幕 山間の荒れ地
 セビリア近郊のシャラ・マドム山地。密輸団のジプシーたちが荷物を背負ってやって来る。ホセは浮かない顔、カルメンはジプシー占いをするが不吉な死しか出ない。カルメンはすでにホセをうとましく思いはじめていた。そこへホセを連れ帰るためにミカエラがやって来る。ミカエラは人影を感じて身を隠す。それはエスカミーリョで、カルメンに闘牛の招待を申出て去って行く。
ミカエラが現れ、ホセの母が病気であるので一緒に帰ろうとホセを説得する。
ホセは闘牛士の後を追うとしているカルメンに嫉妬し、後ろ髪がひかれるがしかたなく母の所へ帰って行く。

第三幕 山間の荒れ地 カルタの歌 では、カルメンが白い衣装に変わっていましたし、ミカエラ独唱も大変感動しました。


 第四幕 セビリアの闘牛場の前
 闘牛見物にやって来る人々でいっぱいである。闘牛士たち、カルメンとその友達
なども現れる。エスカミーリョも登場してカルメンのために必ず勝つと宣言。カルメンは友達にホセに気をつけろと注意される。
そこへホセがやつれた姿であらわれ、話合いを求める。二人は場外に出る。ホセは愛の復活を求め、カルメンは拒否。闘牛場からは歓声があがる。カルメンは場内に入ろうとする。ホセは阻み、所持していた短剣でカルメンを刺してしまう。と同時に場内で勝利の大歓声があがる。
牛も刺し殺されてしまったのだ! ホセはただ呆然とその場に立ちつくして「俺を逮捕してくれ‥‥‥俺が殺した! おお、カルメン!大切なカルメン!」 と叫ぶ。

第四幕 セビリアの闘牛場の前 カルメン刺殺の 場面はクライマックス。その演技
力に拍手を送ります。

 キャスト
カルメン 小島りち子  ドン・ホセ 大野光彦  エスカミーリョ 成田博之  
ミカエラ 坂野早苗 ダンカイロ 東 浩市  レメンダード 青柳素晴  
フラスキータ 工藤志州  メルセデス 喜田美紀  スニガ 佐藤勝司

指揮・演出 山田純彦さんによるオペラは素晴らしかったです。
エレクトーン や 打楽器 の 生演奏 情緒ある溢れた効果音まで、
申し分ありませんでした。オペラ鑑賞は楽しいです。また、見たいなぁ。
posted by さくら at 15:02| 長野 ☔| Comment(4) | TrackBack(2) | ちょいとお出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>日本語版公演
オペラって、観にいって言葉がわからなくて退屈したことありますが(笑)、日本語だったらわかりやすくていいですね。

最近、としのせいか映画も字幕ではなく吹き替えを観にいきます。
Posted by デキシー at 2006年10月04日 15:11
こんばんは。ホント、母国のオペラ(笑)は、なかなかよかったですよ。映画の字幕も良いけれど、吹き替えは楽?かもしれません。最近、映画館で映画見るのは、ご無沙汰してます。(^_^;)
Posted by さくら at 2006年10月05日 00:08
うわぁ!迫力ありそうだね〜
オペラとかって、とんと疎いんですけど、魅力があるのでしょうね〜 (´ー`)ノ
Posted by sifon at 2006年10月05日 14:39
久々にオペラを見ましたよ。
カルメンの艶っぽさに、見惚れてしまいました。(^_^;)
Posted by さくら at 2006年10月06日 00:31
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